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【自分だけではできない面接対策】面接時の面接官の頭の中(概要編)

佐藤です。

 

面接対策記事の第二弾。

今回は、就活生が最も気になることに迫ります。

下記は特に個別面接の際の参考にしてください。

 

Q:面接官は、面接の序盤(開始3分間)、何を考えているのか

主にその人物の印象面を評価しています。

  • 笑顔があるか
  • 声が聞き取りやすいか
  • 正しく挨拶ができるか
  • 身だしなみに清潔感があるか

ここで、わが社の社員として客先に出しても恥ずかしくないかどうか判断します。

ここで合否が決まるとは言いませんが、ネガティブな印象を持たれた場合、

その後挽回することはなかなか難しいでしょう。

 

Q:面接官は、面接の中盤、何を考えているのか

目の前の学生に対して、事前に自分が立てた仮説が正しいかどうか、

あるいはその仮説と実際の人物像にどのような差異があって、

それはわが社の社員としてプラス評価なのかマイナス評価なのかを考えています。

 

全ての面接官がそうだとは言いませんが、

経験豊富な面接官は大抵、事前のレジュメチェック(履歴書などの提出書類を読み込む作業)でこれから会うその人物に対して「きっとこんな人だろう」と予測します。

 

私はレジュメチェックで得られる情報の質によっては、

仮合否をつけた上で面接に臨むことさえあります。

 

もちろん面接の中で仮説が外れることもありますが、

それは面接官にとって大した問題ではありません。

短い時間の中で、その人物の輪郭を的確に捉えるためには

仮説を的中させることが重要なのではなく、

仮説があることが重要だからです。

有能な面接官ほどその仮説の精度が高いのは言うまでもありません。

 

Q:面接官は、面接の終盤、何を考えているのか

合否を仮決めし、「本当にその判断で良いか?」と自問自答しています。

私の場合、面接の前半戦で8割ほどの確度の合否を決め、

残りの時間はその判断を自ら否定しながら過ごします。

 

Q:それ以外に考えていることはあるか

実は他にもたくさん重要なことがあります。

が企業秘密です(笑)

上記のことを押さえておくだけでも十分ではないでしょうか。

 

 知りたい方は、私と直接お会いすることがあればお教えします。

 

 

以上から、相手が拙い面接官である場合を除き、

付け焼刃で面接を乗り切ろうとするのは賢明ではありません。

是非、事前準備をしっかり行って面接に臨んでください。