【警鐘】記念受験は何社までにするべきか
佐藤です。
1日が本当に短いと感じる毎日です。
今日のお題は特に
- 3/1の解禁と同時に就活を始めた就活生
- まだ業界や企業が絞り切れていない状態の就活生
へ捧げる内容です。
Q:記念受験とは何か
自身が何をやりたいのかを横に置いた状態で
難関企業や就職人気企業の選考に取り敢えず参加すること
です。
「合格したらラッキー」くらいの感覚でチャレンジする場合もこれにあたります。
Q:記念受験についてどう思うか
申し訳ありませんが「時間の無駄」です。
下手に合格でもしてしまった場合には「非常に厄介な選択肢」で害とさえ言えます。
なぜなら就活本来の目的からかけ離れているからです。
「学生の身分で色々な企業に訪問でき
色々な社会人や色々な就活生と出会え、情報交換ができること」
を楽しいと感じる人(成長すると感じる人)も多いですが、
現在の日本の新卒採用システムにおいては
- 先に自分にとって最良と言える選択肢に出会うこと
- そこから内定を獲得すること
こそが至上命題です。
Q:とは言え記念受験もしたい
特に今年は売り手市場の様相が色濃いため、仕方ない部分もあります。
記念受験をするにしても5社程度を上限にすると良いと思います
Q:なぜ5社が上限なのか
時間が掛かり過ぎるからです。
1社あたりの内定獲得までに掛かる時間を
オーソドックスな選考プロセスで考えてみると
- 説明会参加(内容2時間、前後の移動1時間、計3時間)
- 筆記試験参加(内容2時間、前後の移動1時間、計3時間)
- 1次選考参加(内容1時間、前後の移動1時間、計3時間)
- 2次選考参加(内容1時間、前後の移動1時間、計3時間)
- 3次選考参加(内容1時間、前後の移動1時間、計3時間)
- その企業の社員との面談数回(全部で3時間)
1社でもトータルで18時間以上掛かる計算になります。
5社受験で約90時間以上
10社受験で約180時間以上
※最後まで進んだ場合
となります、これだけの時間があれば、
- 今、今までの自分のことについてよく考える
- 将来の自分のことについてよく考える
- 意中の企業の研究をする(自身の仮説を立て検証する)
- 意中の企業の選考のための事前準備をする
このような目的で使った方が建設的ですよね。
- 各選考段階ごとに別途準備が必要になること
- 売り手市場で、選考プロセスが進み易くなっていること
も加味するべきです。
以上より記念受験するにしても5社程度を目安にしてみることをお勧めします。