人生100年時代に狙い目の職種
佐藤です。
3月も終盤となり、弊社を利用する学生の中でも
- ある企業の内定を承諾し就活を終了する人
- 複数社の内定を獲得し、自信を付けたうえで大企業の選考を残すだけの人
の割合が増えてきました。
19年度市場は例年以上のペースで動いているように感じます。
20年度新卒の方は、一層就活が前倒しになるでしょう。
※年々大企業の選考を待たずに就活を終了する人の割合が増えていると感じます
さて今日のお題は、
人生100年時代に狙い目の職種
です。意思決定期の就活生の方は是非ご一考ください。
Q:狙い目の職種とは何か
ずばり
- システムエンジニア
- データサイエンティスト
- デジタルマーケター
の3つが代表格です。
次いで
- 人事の新卒採用担当者
も挙げられます。
Q:なぜこうした職種が狙い目なのか
需要と供給のバランスが著しく崩れているからです。
※市場が急成長している一方で専門家が少ない状態
需要と供給のバランスが崩れていると
非常に良い条件(好待遇)にて転職が可能
となります。
Q:“今”に限った話ではないのか
“今”をどう定義するのかにもよりますが
実はそうでもありません。
例えばシステムエンジニアに関してはここ数年極端な売り手市場が続いていて
この状況は当面続くと予想されています。
※前職の給与よりも年収100万円以上追加のオファーが届くことは珍しくない
※今後も人材不足が解消される見通しは立っていない
IT業界は依然として成長率の高い産業の代表格と認識されていますが、なかでも
「プログラミングができる人材」
は今最も重要視されているのです。
データサイエンティストやデジタルマーケターも同様です。
あらゆる領域がデジタルシフトに直面し、
大量のデータを
“いかに収集し”
“いか効果的に分析し”
“いかに現状のビジネスに紐づけるのか”
が各企業の至上命題となっていて
その部分を担える人材は各企業の競争優位性の源泉となっています。
現時点において
- 自らプログラミングを行うシステムは存在しない
- 自ら分析するべき対象を設定でき、最適な分析手法を定められるシステムはない
と言われているため、こうした点が解消されない限り
“最も価値の高い職種”という地位は今後しばらく揺るがないでしょう。
Q:なぜ人事の新卒採用担当者もそこに含まれるのか
特にここ数年は、
新卒が思うように採用できない状況が継続している
からです。
また近年は
有形商材以上に無形商材の価値が高まっている
ため、無形商材の品質そのものである「社員」に対しての見方が
根本から見直されつつあります。
- 上記の職種にピタリとはまる人材や、
- 将来そうなれる人材
をその企業に迎えるためには
人事の新卒採用担当者が優秀でなければならないため
中途採用の市場で最も獲得が難しいのは新卒採用担当者である状況が続いています。