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次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

【悲報】社会に対して学生を失望させるジョブマッチングと称された異様な場

佐藤です。

 

正直今日のお題はあまり書きたくない内容です。

しかし最近、就活生からの相談で

実に悲しい(恥ずかしい)内容が相次ぎ

ついに記事にしてしまいました。

 

こうした市場の歪みを一刻も早く解消できるように、

一層事業のスケールアップに励まなければならないと

気持ちを新たにしています。

 

Q:ジョブマッチング制度とは

誰にも正しい定義がわからない就活用語です。

 

なぜなら

「明らかな定義を与えてしまうと都合の悪い言葉」

だからでしょう。

 

自分が満足するまで検索してみた結果(あまり期待していませんでしたが)

もっともらしく説明されているページはいくつか見つけました。

 

が、やはりツッコミどころ満載で、

今後の就活の場には「不要な遺物」であると思います。

 

Q:なぜ「不要な遺物」なのか

経団連加盟企業が、

選考解禁前(19卒採用の場合は6月1日)に実施している、

事実上の面接。

だからです。

 

もちろん「入社後のミスマッチを防止するため」など、

その意義を見失わずに面談を実施されている企業もあると思ってはいます。

 

が、残念ながら私の周りの就活生の多くは

我々大人の都合で創り出された

こうした「不要な遺物」によって翻弄されているのです。

 

Q:上記の説明通りならそこまで問題視しなくても良いのでは

確かに、単にフライングして面接をしているだけならそうかも知れません。

 

しかし

「マッチング成立後は辞退は受け付けられません」

と学生に迫るのは “オワハラ” です。

 

<補足> 

  • マッチング成立=内定
  • 辞退を受け付けられない=内定辞退は受け付けられない 

 

こうしたことが、皆さんが就職したいと思っている企業にこそ横行しています。

経団連には加盟企業に対して、

既に形骸化してしまった「採用の指針」を遵守させることができないまでも、

こうした事態を踏まえて然るべき対応をとって貰いたいと思います。

 

Q:思い当たる学生はどうするべきか

意思決定は自由ですが、こうした状況下にある学生には是非

「それでは御社の選考(内定)を辞退致します」
と自信をもって告げて欲しいと思います。