「新卒」面接解禁!(続)
佐藤です。
昨日、大手企業の採用面接が解禁されました。
Q:なぜこの記事に登場している就活生がうまくいっていないと感じるのか
大企業の新卒を採用するルート
①6/1までに内定かどうか決まっている早期選考ルート
②6/1以降に内定かどうか決まる通常ルート
の②として列に加わっているからです。
※もちろん全員が②ではなく①の該当者ももちろん一部含まれるでしょう
※①に該当する就活生の場合は、この場では面接ではなく意思確認がなされます
②の就活生は、
- ①としての評価を獲得できなかった
- ①の評価を獲得する機会に参加しなかった
ため②になっています。
Q:それだけでは②が就活がうまくいっていないと言い切れないのではないか
昨今の就活ではいかに①に入るのか、もっと言えばいかに
早期に内定を1社獲得して、経団連加盟企業との比較検討を十分に行って、6/1以降は「意思決定だけ」という状態にできるか
が重要です。
私の考えでは、現在における最も望ましい就活の終え方は
自ら納得のいく意思決定をする(ができる)こと
だとしていますが、そのために上述の要素は欠かせません。
②に入ってしまうと必然的に、企業側の採用事情、もっと言えば採用市場全体の動向、に自身の就職活動が翻弄されてしまい、自ら納得のいく意思決定をすることよりも、さっさと就職先を決めて安心することの方が優先度が高くなってしまいます。
※②でも自ら納得のいく意思決定ができる方が一部存在することは否定しません
詳しくはまた別途書こうかと思います。