就職活動2.0(新卒エージェントの選び方②)
佐藤です。
先回に引き続き、主に21卒の方に向けたエントリー。
Q:選択肢の最適化は自分ではできないのか
できる人もいます、が多くの人にとっては難しいと思います。
そもそも選択肢の最適化のためには
① 自己を正しく認識すること
② 相手(企業)を正しく認識すること
③ 目の前の選択肢を自らの基準で整理(取捨選択)する
という手順になりますが、①で躓く就活生が大半です。
Q:なぜ①が難しいのか
①は就活用語で“自己分析”と呼ばれるものですが、有名なジョハリの窓を用いてどのように行うのか説明してみます。
ジョハリの窓では、自己がこの図のように4つの窓で表現されます。
つまり自己分析とは“この4つの窓について明らかにしていく”ことを意味します。
しかし、自分だけで分析できる領域は
- 開放の窓
- 秘密の窓
の2つに留まってしまうため、自分だけで自己分析を完結させることはできません。
Q:残った2つの窓をどう対処するか
まず未知の窓は誰も知らない自己なので分析対象から外します。
次に盲点の窓は他己分析により対処します。
他己分析とは文字通り“他人による自己分析”ですが、この“他人”に相応しいのは専門家です。
Q:他己分析を行う相手は、友人や先輩/後輩、先生、家族ではダメなのか
残念ながら相応しくありません。
なぜなら
・彼らは人を分析する専門家ではない (専門家であれば〇)
・彼らにあなたを言語で説明する能力があるのか分からない(言語化能力があれば〇)
・人間関係への悪影響を心配して“当たり障りのない分析”をしてしまいがち
という理由が考えられます。
21卒の就活生の方は、この点の分析能力に優れたエージェントを是非選んでください。