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次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

業界研究恐るるに足りず

佐藤です。

 

今日のお題は業界研究について。

 

Q:業界研究は何をゴールにすれば良いか

大雑把に、その業界が

「誰に」、「何をしている」のか自分の言葉で説明ができる状態

になればOKです。

 

あらゆる業界を網羅するように、この状態を作ることが当面の目標でしょう。

感覚的ですが

「世界地図を眺める」

イメージで俯瞰的に捉えることが大切です。

 

Q:「誰に」、「何をしている」のか自分の言葉で説明ができるとは

例えば、コンサルティング業界であれば

 

「誰に」

事業会社(または官公庁)に対して

 

「何をしている」

コンサルティングレポートを作成して、経営課題の解決策を提示する

 

この粒度で説明ができればひとまずOKです。

 

Q:対象範囲の大きな業界の場合はどうすれば良いか

例えば

  • 金融業界
  • IT業界

こうした業界は難しいですが、もう一段階因数分解することでアプローチできます。

 

金融業界なら

  1. 銀行業
  2. 証券業
  3. 損害保険業
  4. 生命保険業

などなど

 

IT業界なら

  1. SIer
  2. SNS/ポータルサイト
  3. ゲーム
  4. 通信

などなど

この程度の粒度までくると「誰に」「何をしている」のか説明可能ですね。

 

Q:業界研究から企業研究へどう接続していけば良いか

業界研究を

「誰に」「何をしている」のかを説明できるようになることと置くと

 企業研究は

「誰に」「何をしている」のかをより具体的に説明できるようになること

です。

 

Q:より具体的に説明できるようになるとは

先のコンサルティング業界の事例で、私の前職を対象にやってみると

 

「誰に」

日本国内の大手、準大手金融機関(または取引所、一部外資金融)の、収益部門(特にディーリング、トレーディング業務を行う部門)に対して

 

「何をしている」

収益最大化を実現するためのシステム(トレーディングシステム、リスクマネジメントシステム)を、最上流のコンサルティングからシステム開発、運用保守までを一貫して提供している

 

となります。

 

この状態で、

同業他社との違い(その企業独自の競争優位性など)

について補足説明できるようになると理想的です。

 

 

【業界研究のための参考URL】

少し古いですが、このサイトはポップで読み易いと思いますよ。

en-hyouban.com