エントリーシートの処方箋(内容が薄い編①)
佐藤です。
花粉が猛威を振るっています。
そして毎日大量エントリーシートの添削依頼が舞い込んできます。
今日のお題は、エントリーシートについて。
過去にも似たような記事を書いていますが、
今回は品質改善のイロハの「イ」です。
Q:私のエントリーシートがなぜ薄くなるのか
ありがちなのは
- 具体性がない
- 無意識に精神論を強調してしまっている
の2つです。
Q:具体性を付加するためにはどうすれば良いか
大切なのは
- 固有名詞を用いること
- 数値を用いて説明すること
これだけでも相当改善されます。
Q:固有名詞を用いるとは
単純に
<改善前の例>
私はカフェでアルバイトをしています
<改善後の例>
私はスターバックスでアルバイトをしています
このように、カフェと言う単語がスターバックスという固有名詞に置き換わるだけで読み手に対する伝わり方が変わります。
アルバイト経験だけでなく、学業や、部活/サークル、留学/課外活動の経験など
すべて「読み手がすぐにイメージできる固有名詞」を用いて説明してください。
※よく「具体的な企業名や店舗名を用いて大丈夫なのですか?」と質問されますが、全く問題ありません。
Q:数値を用いて説明するとは
読み手が知りたいのは、
何人(人数)
何年(期間)
何分(時間)
何km(長さ)
何kg(重さ)
何%(割合)
いくつ(個数)
いくら(金額、量)
などの単位のある具体的な数字です。
読み手はこうした数値(手掛かり)がないと、
規模や程度、beforeとafterの変化の割合などを想像することができません
例えば
<改善前の例>
私はカフェでバイトリーダーを任されています
<改善後の例>
私はスターバックスで2年間、15名のアルバイトを束ねるリーダーをしています。
このように読み手が持つ疑問
「カフェってどこ?」←上段の話
「バイトリーダーって何人面倒見るの?」
「どのくらいリーダーを務めているの?」
を予め解消し、具体的なイメージを持ち易くなっています。
数値を用いて説明することを心掛けてください。
※くどくなってしまわないように注意
長くなってしまったので
無意識に精神論を強調してしまっている問題は次回に持ち越します。
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