“採用指針変更”以降最速の就活市場
佐藤です。
怒涛の3月が終わってホッとしたのも束の間、
- 戦略通りに採用が進まない企業の採用担当者の方々
- 不安を抱え短期決戦を必死に戦う就活生
からの問い合わせが相次ぎ、先週は全く時間が取れませんでした。
恥ずかしながらこれは完全に不意打ちをくらう形となり
ブログはお休みしました…。
体感ですがここ数年の私の業務経験の中で、
「最も展開が速い市場」となっていて、
それを裏付けるような記事がありました。
Q:この状態をどう捉えるか
就職予定の大卒者の2割は
MARCHと呼ばれる学歴層以上の総人数と近似するため、
現在「MARCH以上の学生は全員1社内定を持っている」
という解釈ができます。
※実際にそんなことはありえないのですが…
私が面接の場で出会う学生にヒアリングしても
内定をまだ貰えていないという学生の方が少数になっています。
Q:この時点で内定をもらっている学生は今後どう動くのか
もちろん、
内定先の企業よりも魅力を感じる企業の選考にだけ参加をする
ことが予想されます。
が、例年以上に
大企業の選考を待たずに、このタイミングで意思決定をする就活生
が多い気がしています。
Q:この時点で内定を出している企業は今後どう動くのか
計画値よりも多めに内定を出さざるを得ないでしょう 。
なぜなら
自社が内定を出している学生はほぼ間違いなく他企業も内定を出していて
最終的に自社の内定を承諾してくれるか分からないから
です。
そうなると
最優秀層から順に就活市場から姿を消していき
それに続く層へと次々に内定が付与されていくことになるので
今以上に就活は前倒しになっていきます。
Q:以上から何が言えるのか(ちょっと営業的になってしまいました)
<就活生へ>
一刻も早く、内定をいかにもらうのかではなく
どこに就職するのか、という本質的な問い向き合い
納得のいく決断をなさってください。
<企業の採用担当者の方々へ>
19卒採用の大勢はほぼ決してしまった感がある中
・今後の19卒採用の展開の仕方
・20卒採用の動き出し
を同時に考え、実行に移さなければならない状況だと思います。
私なりのアイディアはありますので、
ディスカッションパートナーをお探しの場合はお気軽にご連絡ください。
<新大学3年生の方へ(20卒就活生)>
就活支援企業の広告が一斉に展開されていると思いますが、
19卒のこの状況は20卒の皆さんの活動に多大な影響を与えることになります。
できるだけ早い段階でご自身のキャリアについて考える機会を持ってください。