【学生時代に経験しておくと良いこと】思考の柔軟性と実行力を鍛えること
佐藤です。
3月のピークを過ぎ、企業にとっての新卒採用活動の明暗が分かれてきたように感じます。目標を大幅に上回るペースで進捗している企業と、ほとんど明るいニュースがない企業とここまで2極化するとは想像できませんでした。
今年の市況において昨年までとの違いは、
例年以上に大企業の方から明るいニュースが聞こえてこない
と感じていることです。
今日のお題は主に
- 新大学1年生
- 新大学2年生
の方に読んで貰いたい内容です。
Q:学生時代に経験しておくと良いとはどのような観点においてのことか
来る就職活動においての評価対象になるという点ももちろん含みつつ、
- 自身にとっての将来の選択肢が増える
- どのようなキャリアを選択しても活きる“汎用的能力”が養われる
という観点でおススメです。
Q:汎用的能力とは何か
お題の通り
- 思考の柔軟性
- 実行力
の2つです。
Q:思考の柔軟性とは何か
前提の用意されていない問いに対して自分なりの解を導く思考力です。
勉強によって鍛えられているのは
論理思考力
※前提も正解も用意されている問いにおいて正解を導く思考力
であり、
コンサルティング会社などを志望する「頭の良さに自信のある高学歴な学生」は総じて論理思考力が高い傾向にあります。
※論理思考力が高いだけの学生はコンサル会社から敬遠されます
この思考の柔軟性は業界業種を問わず使えるスキルですが、
特に
において重宝されます。
なぜなら、どれも
- 極めて抽象的なこと
- 正解のないこと
- 今まで誰も考えたことのないこと
これらを考えて、自分なりの解を導かなければならないからです。
Q:実行力とは何か
文字通り実行する力であり、
最後までやり抜く力(諦めない力)、PDCAサイクル(Plan、Do、Check、Actionの頭文字)を回して改善していく力、目標達成する力、これらすべての意味合いを包含しています。
私(弊社)が今ビジネスの世界で生存できているのは、
多分にこの力のお蔭だと思っています。
世の中には
「こうするべきです!」
とキレイな画をもとに説得力のあるプレゼンができる人は沢山いますが、
「それじゃあやって見せてください」
となった時に、実際に手足が動く人は少ないのです。
Q:この2つの能力をどう鍛えるのか
- 正解がないことを考えること
- 自らの手足を動かして汗をかくこと
以上2つを満たせばなんでも良いのですが、
- 起業を経験する
- スタートアップベンチャー企業でのインターンを経験する
- 学生団体に参加し幹部として運営に関わる
- サークルを自ら立ち上げて運営する
- 卒論や修論のテーマを自ら考えて設定する(先行研究がないものを敢えて選ぶ)
- オープニングスタッフを選んでアルバイトをする
取り敢えず始めたい方は、ここに列挙した何かに取り組んでみてください。
つい最近、
「私が学生時代に知ることができていたら是非とも参加したかった!」
と感じるチームを見つけたのでシェアします。ご参考まで。
こんなサークルを社会人を集めて始められないかなぁ…。