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次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

合説の歩き方

佐藤です。

 

お蔭様で、会社がここ最近順調に成長していることを実感しています。

今後一層忙しなくなることが予想されつつ、

ブログでのアウトプット継続も諦めません。

 

今日のお題は、時期的にもHOTなもの。

合説=合同企業説明会(学内、学外問わず)の歩き方をご紹介します。

 

Q:合説のメリットとは何か

言わずもがな、一度に複数社の情報収集ができることです。

2018年3月のナビサイト解禁までは、合説で情報収集することをお勧めします。

学内合説>学外合説という優先順位で参加するとさらに効果的です。

 

Q:なんのために情報収集するのか

業界研究です。

まず、各業界について

「誰に何をやっているのか」

という構造をシンプルに理解し、

業界単位で「興味を持てる、持てない」の

白黒をつける判断材料を集めましょう。

 

興味を持てそうな業界が3つ見つかればその場に参加した価値があります。

 

Q:企業研究はしなくて良いのか

はい、以下の理由から合説は企業研究には不向きです。

・各ブースでのプレゼン時間が30分程度(大した情報は得られない)

・企業研究をしようとすると1日に大量の情報処理を行わなければならず負荷が高い

 

各企業単位の研究、より具体的な情報収集は、

各企業のwebサイトや、各企業の選考プロセスにて実施します。 

 

Q:何社分の情報収集ができれば良いか

情報収集の定義を

「企業の出展ブースに着席し、30分程度のプレゼンを聞く」

とします。

その前提で最低5社、できれば10社分収集したいところです。

 

取り敢えずパンフレットだけ貰ってきても、全く意味がありません。

それらは目を通さないままごみ箱行きになる運命です。

着席をして話を聞いてきてください。

 

Q:その10社をどう選択するのが良いか

1業界1社選択しましょう。

 

合説参加時点で会場のマップと簡単な出展企業の紹介資料が手に入ります。

それを用いて回るべきルートを最初に考えましょう。

 

<業界例>

・金融業界 ← ○○銀行(○○証券、○○信託、○○損害保険)

・不動産業界 ← ○○不動産(○○建設)

・IT業界

・商社

コンサルティング業界

・製造業界

・人材業界

広告業界

・旅行業界

・インフラ/エネルギー業界

 

これだけでも、30分×10社=最低5時間掛かります。

余力が残っていて、もし興味を持てそうな業界が3つ見つかった場合

その業界の他の出展企業をできる限り回りましょう。

 

Q:注意点はあるか

以下2つ肝に銘じてください。

・空いているブースに積極的に足を運ぶこと混雑を避ける

・企業の知名度に左右されないことむしろ知らない企業を積極的に回る

 

自分が知らない企業 = 就職するに値しない企業

なのではなく

自分が知らない企業 = BtoBのビジネスをしている、または単に自分の勉強不足

と認識します。

 

そもそも業績不振の企業は、合説に出るだけの資金がありません…。

 

Q:出展ブースの人事、社員、内定者を捕まえて追加で話を聞くべきか

必要ありません。

 

そこで意欲的に質問をしたとして、人事に顔を覚えてもらえることは稀です。

仮に覚えてもらえても、選考プロセスでの評価が優遇されることはないでしょう。

 

内定者との話は、合説で収集すべき情報の中で最も優先順位が低いです。

内定者と友達にはなれるかも知れませんが、彼らには人事権もなければ、働いた経験もありません(忖度のしようがない)。就活を1年先に、たった1度経験しただけなので、なんら有益な情報は持っていないのです。

 

Q:講演(大型の)は聞くべきか

お任せします(私は聞きたいものがなければ聞く必要はないと考えます)。

 

講演そのものは、合説の主催企業が学生の集客数を稼ぐために設けています。

就活に直接役立つ内容かどうかを考えて決めてください。

 

Q:上述通りにしたとして、有名/人気企業を回らなくてリスクはないか

ありません。

 

単独の採用活動で十分に応募者が集まる有名/人気企業は、そもそも合説に出る必要が全くありません(もっと言えば就活ナビサイトにも情報掲載する必要がない)。

なので、出展のために不要なコストを掛けたくないため、プレゼンの内容もリクルーティングサイトなどで告知されている内容と重なることがほとんどです。

 

余談ですが、有名/人気企業の出展ブースから大幅にはみ出して、スライドも良く見えず、プレゼンもほとんど聞こえない位置で立っている学生がよく見られますが、その時間無意味ですよ。

 

その企業を本当に受けたい場合は、特に合説で話を聞く必要はないので、

リクルーティングサイトに注目し、然るべきタイミングで必要なアクションすればOKです。

 

 

以上です。

合説などへの積極的な参加を通して、年内に自身の「就活の軸」を見つけたいですね。