【自分だけでできる面接対策】言語化
佐藤です。
就活生にとって業界や企業の情報収集、エントリーシートの作成、面接対策、OBOG訪問、やることは山積する中、今回は面接対策です。
集団面接でも個人面接でも共通するポイントについてお話しします。
Q:面接対策の第一歩とは何か
ずばり「言語化」です。
意味は文字通りですが、
「Wordを使用して自分の考えを文章化し、オリジナルの想定問答集を作成すること」
と解釈してください。
面接において話すことに苦手意識がある方も、まずはこの「言語化」が最優先です。
話すことがきっちり整理、準備されていてはじめて、「緊張する場面でも口を使って発音できるか」を気にするべきだと考えます。
Q:何を言語化すればよいか
- あなた自身の価値
- 就職活動(企業選び)の軸をキーワードで3つ
- 就職したい企業をランキング形式で5社
差し当たりこの3点が重要です。全項目について今後変わる可能性が大いにありますが、現時点のものを一旦言語化します。私が面接官の場合、最低この3項目あれば評価材料として事足ります。
Q:1.はなぜ重要か
よく言われることですが、面接のプレゼンと営業はよく似ています。
自分を商品として志望する企業に売り込み、「少なくとも支払う初任給の価値はありそうだ」と感じてもらえると合格が得られます。
つまり
「自身の価値を、自身の言葉で、相手に説明でき、理解してもらえること」
が間違いなく必要で、その説明文を用意してください。
Q:2.はなぜ重要か
この点は
- その人の価値観
- その人の地頭の良さ
がよく現れる項目です。
キーワード化が難しければ文章でも構いません。
この場で深く説明することはしませんが、
- 成長
- 人(仲間)
- 社会貢献
という軸を用意したい方、経験豊富な面接官を相手にする場合覚悟が必要です。
Q:3.はなぜ重要か
2.との整合性により
- その人の地頭の良さ(思考の深さ、事前準備の品質、就活の進捗含む)
- その人の誠実さ
がよく現れる項目です。
Q:どのレベルまで仕上げればいいのか
残念ながらその基準はありません。
自身の就活が納得のいく状態に到達できるまで、延々と品質改善を重ねていく必要があります。
残された時間は僅かですが、一旦の言語化が済んで実践的な対策が必要になれば、実際の選考に足を運んでみると良いでしょう。それでは皆さん頑張ってください。