【就活への影響について】副業解禁②
佐藤です。
前回に引き続き「副業解禁」について。
未来のことは誰にも分からないので、好き勝手書くスタンスを貫きます。
Q:副業解禁で何が起こるのか
優秀な人とそうでない人の所得格差が拡大すると予測します。
現在、「副業できないことで収入の上限が決まってしまっている優秀な人」
にとってはそのキャップが外れることになるからです。
Q:副業しない(できない)人はどうなるのか
収入面において、副業しない人は当面現状維持です。
しかし、現状維持は期間限定であり、その後緩やかに(場合によっては著しく)給与が下がっていくでしょう。
なぜなら、評価の対象が
「就業年数、就業時間数」から「成果や生産性」へと移行すると、
「成果や生産性が高くない、就業年数や就業時間数の多い社員」は
当然評価が下がりますよね。
今後ビジネスパーソンにとって、収入面を自らの努力なしで維持していくことは一層難しくなりそうです。
Q:副業する(できる)人はどうなるのか
以下2つのシナリオがありそうです。
① 自分の専門性やスキルを提供することで対価を得てきた人は、その提供先が増えるので確実に収入がupします。
一方で
② 自分の労働力(労働時間)や忠誠心を提供することで対価を得てきた人は、自分が提供できる労働力にはもともと上限があるため、大したupは見込めません
①のパターンの人は、「自らの専門性の提供の仕方の効率化」に成功すると
収入upどころか青天井であるとさえ言えます。
Q:副業解禁によって他に起こりそうな変化はあるか
長期的に考えると
- トレンドがゼネラリスト派多数からスペシャリスト派多数へ移行する
- 独立、起業する人が増える
- 社内資格や独自の昇進試験受験者が減っていく(または試験制度が廃止になる)
- 優秀な若者がネームバリューで就職先を選ばなくなる
こんなところでしょうか。
就活生の皆さん、世の中は日に日に変化しています。
是非ともアンテナを高くして、変化に対応できる大人になってくださいね。