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次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

【思考実験】大企業に就職し新規事業創造に関われるか

佐藤です。

 

平昌五輪をテレビで観戦していて気が付いたのですが、
CMが人材系サービスのもので氾濫してますね…。

 

タウンワーク(RECRUIT)

Indeed

バイトルdip

 

特にアルバイトサーチのサービスばかり。

新年度が迫っているのもあるのでしょうが、

アルバイトも人材難だということだと思います。

 

 

さて、今日のお題は「思考実験的投稿」です。

 

Q:新規事業創造に関わるにはどんな選択肢があるか

主に以下4択です。

  1. 起業する
  2. ベンチャー企業に就職する
  3. 大企業で事業企画(経営企画)に配属される
  4. コンサルティング会社に就職する

4.だけ、

当事者としてではなくあくまでも第三者としての関りになる

ので別物ですが、味わうことはできます。

 

Q:1.、2.はリスクが大きそうなので3.を選択したいがどう思うか

1.や2.とは全く別物のリスクが存在します。

 

私も大学生時代は3.を最優先に考えていました。

が、周囲の疑問の声を払拭できず3.は選択しませんでした。

 

そしてその時に3.を選択していたら、

おそらく私は起業しなかったでしょう。

 

Q:全く別物のリスクとは何か

主に以下3つです。

  • 配属リスクが高い(1%未満
  • 配属が適ったとしても時間が掛かる(早くて30代前半
  • 配属が適ったとしても自分で決められることはほとんどない

私のようなタイプから見るとこれは致命的で、

大企業で新規事業に関われる醍醐味は

  • リソース(ヒト、モノ、カネ、知名度)が潤沢な状況から勝負できる
  • 失敗が許される(起業してからの失敗と比べると痛くない)
  • その経験を将来の自分の挑戦で生かせる

ということのはずが、全て否定されてしまいます。

 

Q:大企業は新規事業に対して積極的ではないのか

いえ、かつてないほど積極的だと感じます。

「日本国内市場の飽和」と「シェアリングエコノミー」の台頭を受け

  • 海外進出
  • 新規事業創出

は大企業の至上命題です。

 

総合商社でさえIR資料(中期経営計画など)で

「事業投資から事業経営へのシフト」

と明確に記述しており、新規事業創出に若手(と言っても30代)

を積極的に抜擢しているそうです。

 

Q:大企業は新規事業はうまくいっているのか

私の不勉強のせいでもありますが、

象徴的な事例をほとんど挙げられません。

 

一方でベンチャー企業

「大企業からの資金調達の事例」は枚挙に遑がありません。

 

Q:なぜうまくいかないのか

想像に難くないですが

この2つでしょう。

 

新しいビジネスに関わりたい場合、

1.か2.を選択することになりそうです。