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次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

面接時の自己紹介は何をどの程度話すべきか

佐藤です。

 

今回のお題は、これから面接を受ける人、面接に対して苦手意識がある人

にとって重要なもの。

 

面接といっても状況は様々ですが、面接官からの指定がない場合に

広く応用が利く指針をご紹介します。

 

Q:自己紹介に何分使うか

1分

で良いです。

 

面接時間が60分なら1/60、30分なら1/30、構造的に考えても無難です。

「10分しか面接の時間がない」という話はあまり聞きませんが、

私が面接官を担当する場合、

就活生の自己紹介が面接時間の3%以上を占める=「長い」

と感じるため、面接時間が30分を切る場合は

所属と名前のみで手短に済ませて良いと思います。

 

Q:何を話すか

面接官が誰か、何を伝えたいか、2つの変数を固定し

①網羅的に話す

②何かにフォーカスして話す

のどちらかの話し方にするか決めます。

 

 ①網羅的に話す

構成要素は

・所属(大学名、学部学科名)

・名前

・専攻や自身の研究テーマ

・部活やサークル活動(内容、役割)

・アルバイト(内容、役割)

・その他課外活動(内容、役割)

・自身の特徴、趣味

 

②何かにフォーカスして話す

・所属(大学名、学部学科名)

・名前

 ・1つのPR要素(自身の長所、実績など)

 

Q:どう使い分けるか

①「網羅的に話す」ことが有効なのは

・自分の専攻とは関連の薄い業界に属する企業に対して

・若手社員、または人事ではない面接官に対して 

・選考プロセスの初期段階において

です。

「面接官にとってあなたに質問をするきっかけをより多く提供できる」利点があります。

 

②「何かにフォーカスして話す」ことが有効なのは

・自分の専攻と関連の深い業界に属する企業に対して

・経営者、事業責任者、または人事の面接官に対して 

・選考プロセスの後期段階において 

です。 

「面接官に対して他の学生と差別化したPRができる」利点があります。

 

Q:準備の仕方

必ず編集履歴が残る形式で原稿化してください。

・自分で客観視して推敲する

という作業が特に重要です。

 

またそれを時間を計って音読の練習をしてください。

・準備した内容を本番で実行できる

ということが重要で、暗記する必要はありません。