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次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

エリート就活生が大手サイト離れをしているとのこと(就活生視点で言えること)

佐藤です。

 

就活解禁まで2週間を切りました。

今日のお題は以下の投稿で話題の大手のナビサイト離れについて。 

  www.businessinsider.jp

 

Q:エリート就活生は大手ナビサイトを使わないのか

エリート就活生の定義にもよりますが、「使っています」。  

※実際、近年大手のナビサイトに苦しい状況が続いている(高学歴層を中心にナビサイトへの依存度が低くなっている)ことは間違いありません

 

本記事に登場する大手外資金融に内定した慶應義塾大学商学部の学生は

ボストンキャリアフォーラム(佐藤の推測)

外資就活ドットコム(佐藤の推測)

を活用し、それ以外のナビサイトは使わなかったと言っています。

 

またその理由を「大手ナビサイトは情報が多すぎる」と言っています。 

 

私は、

「他のサイトと比べ、情報が多すぎる大手ナビサイトを使わずに内定を獲得し、進路を決定した学生がなぜ優れているのか」

この記事からはよく分かりません。

 

また、他にも違和感を感じる点があり

  • 外資金融内定の慶應大生をロジックなしでエリート就活生としていること
  • 就活をいかに効率的に済ませたかが重要視されている論調に感じること 

これらについて、

  • 出身大学と就職先でその人の価値が決まるのではない
  • 就活は効率的に済ませれば良いのではなく、自身が納得するかどうかが重要だ 

と主張したいと思います。 

 

Q:採用担当者はコスパを重視するのか

その通りです。

 

採用担当者のミッションは

「与えられた予算内で、いかに優秀な学生を揃えられるか」

なので、費用対効果を重視するのは当然です。

 

Q:採用手法は学生単位で個別最適化されているのか

その通りです。

 

新卒採用が成功している企業の採用手法は、学生単位で個別最適化されていることが多いです。

 

Q:Offerboxなどダイレクトリクルーティングサービスをどう思うか

これから就活を始める方は利用してみると良いと思います。

その理由は

自分の選択肢が広がる可能性があるから

です。

 

大手ナビサイトは「学生が企業を検索する」サービスですが、

ダイレクトリクルーティングは「企業が学生を検索する」サービスなので

自分のスコープ範囲外から、意外な選択肢が現れる機会に繋がります。

 

Q:人口減少社会の新卒人材はプラチナ級の価値があるのか

現在、超売り手市場(就活生が有利な状態)である以上、

「需要過多=新卒人材の希少価値が高い」

という観点で、重宝されていることに同意です。

 

一方で

入社後も「プラチナ扱いされるか」と言えば、

途端に「いち社員」として扱われるため、

すぐに大きなギャップに直面することになる

とも言え、評価の振れ幅が大きい世代だとも言えます。

 

Q:就活生視点で言えること

周りがチヤホヤしても慢心せず、あらゆる手段を講じて自身の進路について大いに悩むべきだと考えます。

 

さもなくば以下の記事の49%の方同様、

近い将来、就活をやり直したいと思うことになってしまいます。

 

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