質疑応答の時間の過ごし方(初級編)
佐藤です。
早くも2018年の1/12が終わろうとしています。
今日のお題は、就活生の誰もが一度は気にすること。
Q:質疑応答の時間は質問した方が良いのか
1つでも良いので、した方が良いです。
私が面接官の場合、質問がない学生に対しては
「企業研究していないな」
「志望度が低いな」
のどちらかの評価を付けます。
「ネガティブな評価を避けるために質問をするべき」と書くのは
我ながらナンセンスだと思いつつ、
「質問が自然とできるくらい事前に企業研究をしておくことを基本動作に」
と解釈して頂ければ。
Q:どんな質問をするべきか(…我ながらナンセンスな導入)
聞きたいことを聞くべきです。
が、折角なので良い質問と悪い質問を例示してみます。
良いと悪いについてはもちろん
「面接官にとって」
「あなたの評価にとって」
ですね。
まずはネガティブな方から、
悪い質問例
- 社内の雰囲気を教えてください
- 同期の仲は良いですか
- ワークライフバランスは取れていますか
- 休日は何をして過ごしていますか
- 有給は取れますか
- 福利厚生はどんな感じですか
- 評価/給与に満足していますか
- 入社の決め手はなんですか
- 入社前と入社後のギャップはありましたか
- 入社までに何を準備しておけば良いでしょうか
なぜ悪いのか、それは
「企業研究しなくても出る質問だから」
「それを聞いてどうするのか…と思われるから」
でしょう。
そしてポジティブな方、
良い質問例
- 私は○○だと思っているのですが、○○業界は今後どうなると思いますか
- 私は○○だと思っているのですが、○○社は今後どうなると思いますか
- 私は○○だと思っているのですが、○○という新しい技術についてどう思いますか
- 私は○○だと思っているのですが、御社の競争優位性はなんでしょうか
- 私は○○だと思っているのですが、御社の課題はなんでしょうか
- ○○さんの入社後の実績とそれに対する自己評価をお聞かせください
- ○○さんの入社後最も辛かった経験とそれをどう乗り越えたのかお聞かせください
- もう一度新卒に戻れたとしてどの企業に就職しますか、またその理由は
- 御社以外で魅力を感じる企業はありますか
- 御社の中で活躍されている方々に共通していることは何でしょうか
- ○○さんが○○社の社長だったとしたら、何をどのように変えますか
- 御社を退職される方はどのような転職先を選ばれていますか
挙げておいて申し訳ありませんが、
一概に良いとは言えないですね…。
なぜなら「面接官を試すような問いだから」です。
上記の質問は
- 企業研究できていないとできない質問である
- 入社する前提での質問である
との共通点がある一方で、
質問を受けつける相手が優秀(器量が大きい)でないと
「生意気な学生だな…」
と思われるリスクが高いですね。
しかし以前にも書きましたが、個人的に
「聞きたいことを聞けない、教えてもらえない企業」はブラック認定
という考え方なので、遠慮なく聞いて、
嫌な顔をされたら辞退する(※または自動的に不合格になる)
でお互いWin-Winではないかと思います。
ご参考まで。