エントリーシートを書くための基本動作(自己PR編)
佐藤です。
就活生の皆さん、2月です。ここから怒涛の日々が始まります。
気がつくと6月中旬になっていますのでご注意ください。
今日のお題はエントリーシートについて。
Q:自己PRを書く上でまずやるべきこととは何か
読み手に何を評価して欲しいのか決めることです。
就活生のエントリーシート添削依頼を受けると、
この点ができている人とできていない人で、
明確に差を感じます。
Q:「読み手に何を評価して欲しいのか決める」とは何か
自信の商品価値を定めるという意味です。
エントリーシートは言わば、
自分自身を企業に売り込む営業資料
なので、設問は様々でも、
「文章の書き手と面接をする価値があるかどうかを判断する材料」
として、読み手に取り扱われることになります。
つまり書き手のあなた自身が、
- 自分の商品価値が分かっていない
- 自分の商品価値は分かっているがうまく言語化できていない
- 言語化はできているが文章で説明できていない
- 文章化はできているが魅力的に感じられない
と、文章から読み手に判断されると、そこで不合格になります。
Q:自分の商品価値が分からない場合はどうすれば良いか
弊社のカウンセリングに来てもらうのが一番早いのですが、
まず以下のどれかひとつ(複数でも可)を選んでみましょう。
【商品価値の例】
- 目標達成力がある
- 課題解決力がある
- 努力ができる
- 組織への献身性がある
- 他者への共感力がある
- ものごとの継続力がある
- 様々なことへの積極性がある
- 他者の指摘を素直に受け入れることができる
- 視野が広い
- 細かい部分まで気を配ることができる
- 傾聴力、話術に長けている
- 複数言語を扱える
- ものづくりができる
- 学習能力が高い
- リーダーシップがある
etc…
Q:選んだ後はどうすれば良いか
字数制限を気にせず書いてみましょう。
その際、その商品価値があることを根拠をもって説明することが大切です。
例えば「目標達成力がある」を選んだ場合は
- どんな目標を
- いつ
- 誰と
- どこで
- なぜ
- どの程度の期間で
- どのような方法で
- どの程度の努力で
- どの程度の品質で達成したのか
について細々と書いていきます。
実際のエントリーシートでは字数制限が設けられていますが、
一旦気にせず書いて、その後で制限字数まで削っていきましょう。
実際にWordで書いて、それを自分で眺めたり
他の人に見てもらったりすると「一朝一夕では完成しない」
とすぐに分かると思います。
最初の品質は低くても良いので、徐々に改善を重ね、良くしていってください。