「新卒」面接解禁!
佐藤です。
大手企業の採用面接が解禁されました。
Q:この記事に何を思うか
大変申し訳ありませんが、
- この記事に登場している企業
- この記事に登場している就活生
はそれぞれの活動(新卒採用活動、就職活動)がうまくいっていないなと感じます。
Q:なぜそう感じるのか<企業側>
その企業に入りたい就活生のパイからしか人材を採用できていないと言えるからです。
この記事からは断片的な情報しか得られませんが
- 全国31か所で1600名の就活生が参加
- うち東京が800名 である
- 面接を1:1で行っている
とのことです。
色々とツッコミどころは感じつつ、損害保険ジャパン日本興亜と同等の大企業は
他に約10,000社
あり、上場企業に絞っても
他に約2,000社
あります。
つまり今日、損害保険ジャパン日本興亜の面接に列を作っている就活生は、一斉に面接解禁となった筈の他の企業の初日面接の列に加わるという選択をしていないので
- 損害保険ジャパン日本興亜が第一志望(または第一志望に限りなく近い)
という共通点があることになります。
その企業に入りたい学生 = その企業が欲しい学生 ではない
ので、その企業に対して志望度の高い就活生のパイからしか新卒を採用できない“厳しい状況”と言えます(中にはもちろんその企業からの評価が高い学生もいるでしょうが)。
特に無形商材(人の優秀さが事業上の競争優位性となる領域)の企業で、採用活動がこうした状況に追い込まれるとジワジワと競争力が失われてしまう危険性を感じます。
経団連の指針を遵守して採用活動を行っている大企業はどこも似たような状況なのでしょう…。
明日は学生側に対して感じることを。