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次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

【就職ミスマッチ防止!】企業研究はどう進めるべきか?(前編)

佐藤です。

 

 

平川のブログはいきなり大作でしたね。

関西弁も満載で…。

 

就活について情報発信をしろ!って佐藤から言われているので書きますがと悪あがきをしていたものの、このブログの言い出しっぺは彼です(笑)

 

こんな凸凹コンビの、今はまだ画像がほとんどないテキストブログですが、引き続き宜しくお願い致します。

 

 

今日のお題は唯一の、就活生側からできる「就職後のミスマッチ防止」の方法論です。

平川から触発され、私も初の二部作を。

 

結論として

『情報収集の初期段階で、自分がその企業に就職した場合「何が得られるのか」、一方で「何を覚悟しなければならないのか」、双方について必ず仮説を立てる』

ということが重要です。

 

プラスの面だけに焦点が当たりがちですが、マイナスの面も同様に考えます。

そして自ら立てた仮説を検証する作業を、各企業の選考プロセスの中で行いましょう。

 

これは年々、市況の面からも必要性が増していて、

『就活生にとって複数の選択肢(内定)を比較してその中から1社を選ぶ』

状況が続いており、泥臭さがより必要になっています。

 

Q:売手市場と言われているが、就活生にどれほど有利なのか?

2018年度新卒における

・日本の民間企業就職を希望する大学生、大学院生:約42万人

・日本の民間企業の求人総数:約76万人

求人倍率:1.78倍

(※出典:第34回ワークス大卒求人倍率調査 2018年卒

という数値から、「就活生1人あたり約2社分の内定が用意されている売り手市場」だと分かります。2018年度新卒生は、リーマンショック以降最も学生に有利な状況で就活をしたことになります。

 

Q:選択肢が出揃ってからじっくり考えれば良いのではないか?

選択肢が出揃ってからでは

・検証する時間的猶予が少ない(あらゆる方面から意思決定を促される)

・検証する手段が限られてしまう(その時点からOB訪問はし難い)

・量的、質的に企業側からの情報提供に倦怠感が出る(釣った魚に餌を与えない)

・自分自身が疲労してしまっていて熱が入らない

ため効果的ではありません。

 

Q:複数の選択肢が与えられた場合、どのように1社を選ぶのか?

「最もリターンが大きい選択肢を選ぶ」という考え方が多勢かと思われますが、私は、単に「経済合理的に選択肢を選ぶ」のではなく、「良い面もそうでない面もできる限り把握した上で(納得して)結論を出すべきだ」と考えます。どんな企業でも日なたと日陰の両面があるからです。

 

Q:その企業の良い面と悪い面をどう把握するのか?

良い面

これはその企業のリクルーティングサイトや企業説明会をはじめ、就活ナビサイトから簡単に情報収集できます。

注意すべきは、

① その企業の説明以上にその良い面は価値が高い可能性がある

② その企業が主張していること以外にも良い面があることがある

ということです。

 

悪い面

これは難易度が高いです。多くの就活生はこの部分を探ろうと2chTwitterVORKERS転職会議といった転職者の口コミサイトを頼りにしています。

が、そこで得た情報は参考程度に留めるべきでしょう。

なぜなら

・自分とは価値観や前提となる条件が異なる人物の評価に過ぎない

・なんらかの負の感情が働いた上でのコメントで、バイアスがかかっている

からですね。

 

ではどうするか?

① 良い面を裏返して考えてみる

② 同業他社と比較してみる

こうした方法が有効です。(改めて別記事で詳しく)

 

⇒後編へ続きます。