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次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

内定はいつまでに何社あれば良いのか③

佐藤です。

 

内定はいつまでに何社あれば良いのか問題、続々編です。

 

Q:①と②と説明してきた意図とは何か

既にお気づきの方が多いように、私が①で示した案は

「大手と中小(ベンチャー含む)で二者択一の状態を作り出すこと」

を目指したものです。

※言わずもがな起業、進学、公職に就くという選択肢を除いています

 

それは、この二者択一が個人的に最も難しく、最も時間が掛かると思っていて、

その後の生き方がほぼ180度変わる意思決定だと考えるからです。

 

「比較的早期に内定を出してくれ、

できるだけ長く学生の意思決定を待ってくれる中小(ベンチャー含む)に甘え、

大人の事情で最後まで内定を出せない大企業の結果を踏まえ、

周囲と相談、熟考して結論を出す(長い!)」

ことを推奨する意図です。

 

最終的にどちらの選択肢が良い、悪いということを言うつもりはなく、

「自身が納得のいく意思決定となるかどうか」が重要だとしつこく強調します。

 

Q:ここで何を考えておくべきか

以下2点はMUSTで心に留めておいてください。

  • 4/27までに「大手」か「中小(ベンチャー含む)」か仮決めする 
  • 大手志向の場合、②の第三陣以降に割り振られた場合どうするか仮決めする

 

プチQ:4/27までに「大手」か「中小(ベンチャー含む)」か仮決めするとは

実際に6/1以降の、大手とのスケジュール調整を済ませた後、

「やっぱり辞めます」とは言い難くなります。

 

なので

①自分は中小(ベンチャー含む)へ行こう!

→ 大手は全て辞退し、中小の内定承諾

 

②自分は大手へ行こう!

→ 中小の内定は潔く辞退し、大手に専念する

 

③すべての結果が出ないと分からない!

→ ①、②の要領で就活し、意思決定は6月末までに行う

 

なんとなく、①かな…、②かな…と考えてください。

そしてクリアになり次第、全関係者にその旨を伝え、

それに準じた行動を取ってください。

 

就職先がなくなってしまうリスクはさすがに取れないと思うので、

 

「自分の意思決定を大事にしつつ、周囲への影響を最小限にする」

ことを目指してください。

 

プチQ:大手志向の場合、②の第三陣以降に割り振られた場合どうするか仮決めするとは

この考え方を否定する企業や、先輩社員も居るでしょうが、

②の第三陣以降に割り振られた場合、

「欠員補充でもその企業に入社したいか」と考えるべきだと思います。

 

入社前の選考段階で「評価が高くない」とすると

仮に入社しても「その企業で活躍できる可能性は高くない」と言えるでしょう。

 

 

ここから先はその人の価値観次第ですが、

① 例え欠員補充でも良いから大企業に入りたい!

→ 大手の夏採用、二次募集までとことんやる

 

② 欠員補充なんてこちらから願い下げだ!

→ 企業規模を問わず、自分を必要としてくれる会社へ入社する

のどちらかを選択しましょう。

 

プチQ:以下の人も第三陣以降に割り振られる場合があるのでは
  • 官僚、公務員(教員含む)と悩んだ人
  • 進学(修士、博士)と悩んだ人
  • 直前まで海外大学へ留学していた人

進路の選択肢が多いことは良いことだと思いますが、

「全ての人に平等に、進路に悩む時間は与えられていたはず」

と言えるので、例外扱いすべきではないでしょう。

 

直前まで海外留学していた人も同様です。

「就活と重なること」は十分に想定できたことで、

留学ではなく就活を選んだ人が比較劣位になるとは考えられませんよね。