Visiblog

次世代リクルーティングマーケットの創造に挑戦する2人が書くブログ

最終面接で「うちに来ますか?」と言われたら(基本動作編)

佐藤です。

 

なんだか春の陽気と花粉を感じたと思ったら、

急にまた気温が下がって雨風が冷たい天気になっちゃいました。

 

今日のお題は、昨日受けた学生からの質問。

そろそろ内定獲得の声が急増するタイミングですね。

 

Q:最終面接で「うちに来ますか?」と言われたらどうするか

正直に回答するのが一番です。

なぜなら内定はあなたに対するその企業の最大限の評価だからです。

 

理想を言えば、

一般的に最終面接の合格率は80%以上(どんなに低く見積もっても)

あるので、答えに困るくらいなら最終面接をすぐに受けないこと

なのですが、

 

「早めに一社内定をもらって安心したい」

という就活生の本音も分かります。

 

Q:内定は欲しい、でもすぐに返事ができない場合の対処を教えて欲しい

人事「内定です、おめでとうございます!」 

私 「ありがとうございます!」

人事「うちに来ますか?(内定を承諾しますか?)」

私 「申し訳ありません、この場で即答することができません。御社同様に志望度の高い企業の選考が先に進んでおり、そちらの結論が出るまで回答を待っていただけないでしょうか?」

人事「そうですか…残念です」

私 「御社からの内定は大変光栄に感じており、就職したいと思う気持ちに変わりはありません。また将来の私の回答次第では御社にご迷惑をお掛けしてしまうことも認識しております。」

 

というやり取りがあって

 

・明確に回答期限を設定する ※延期はしない

・回答期限前でも意思決定でき次第すぐに連絡をすることを約束する

・都度就活に進捗があり次第なんらかの形で報告をすることを約束する

 

ことを実行できれば誠意がある対応だと言えるでしょう。

 

Q:なぜこうした対応(誠意)が必要なのか

誠意に欠けると敵を作ってしまうからです。

就活生が考えている以上に世間は狭く、社会人になった後に辞退先企業との取引が起こったり、当時の関係者と一緒に働く機会があったりします。

社会に出る前のツケで将来苦しまないようにしてください。

 

Q:絶対にやってはいけないこと

遵守するかどうかは個人の判断ですが、いくつか挙げます。

  • その場で承諾して水面下で就活を継続すること
  • その場で回答できない理由を説明できないこと
  • その場で回答できないことを親や他の何かのせいにすること
  • 内定をもらっておきながらその後音信不通になること

です、ご参考まで。