【人物タイプ分析】0→1か、1→100か
佐藤です。
学内外の合説に参加し、かなりの学生が “大手病” に掛かってきましたね。
※大手病=特に理由はないけど、大手に就職したい気が強くなること
誤解して欲しくないのですが、大手に就職することが悪なのではなく
- 自身の視野が勝手に狭まること
- 自身の意思でなく周囲に流されて進路を決めること
こそが良くないと理解してください。
さて今日のお題は、とあるテーマの考察です。
Q:0→1、1→100とは何か
就活でよく聞く“たとえ話”であり、
抽象的ながら自己分析にも使える内容です。
まず
- 何もない0(ゼロ)から1(イチ)が生まれる
- 1が100(ヒャク)まで大きくなってビジネスが完成する
- ビジネスは完成と同時に大きなリターンをもたらす
というストーリーを想像してください。
このストーリーでは
0から1を生み出す「0→1(ゼロイチ)の人」
1を100まで大きくする「1→100(イチヒャク)の人」
という2人の登場人物がいます。
その2人の登場人物しかいない場合、
あなたはどちらのタイプですか
という質問が自己分析として使われることがあります。
このストーリーのポイントは
- 0から始まり100まで到達しないとビジネスは完成しない
- ビジネスが完成しないと大きなリターンが得られない
ということで、
どちらが欠けてもビジネスが完成しないという観点から
「0→1と1→100は同様に重要である」(プロセス的にも人的にも)
と理解してください。
それでは簡単に、これを用いた自己分析をいくつか紹介したいと思います。
Q:0→1の人とはどんな人物か
起業家思考、ものづくり思考、芸術家思考が非常に強いタイプです。
ポイントは
絶対に0から始めたいかどうか(0.1から始めることも嫌だ!という人)
です。
Q:1→100の人とはどんな人物か
世の中のビジネスパーソンの大半がこちらに当てはまります。
自分が仕事をする際「最低限のやるべきこと(たとえ0.1だけでも)は決まっていて欲しい」人
です。
Q:ここから何が分かるのか
様々な就活上の指針が得られます。
例えば「大企業向きか中小ベンチャー向きか」
プチQ:0→1タイプは?
大企業に向いていません。
このタイプが間違って大企業に就職すると不幸になってしまいます。
なぜなら大企業においては
自分にとって完全なる0から始めることが存在しない
からです。
プチQ:1→100タイプは?
シードやスタートアップのベンチャーには向いていません。
なぜならシードやスタートアップのベンチャー企業は
自分にとっての0.1さえ決まっていないことが多い
からです。
この考えを用いた診断を続編でやってみたいと思います。